先輩社員の声~室園 聡

Senior employee interview

いろいろあるけれど…。
制服に帽子が無いから、最高に楽しい!

2017年入社 / 室園 聡 / 担当工程:タレットパンチプレス

タレットパンチプレスを担当する先輩社員 室園さん

暑いし蒸れるし…制服に帽子が無いのは最高のポイントです

タレットパンチプレスを担当する先輩社員 室園さん

――入社してどのくらいですか?

室園:僕は1年半前に中途入社しました。前職は、社員ではありませんが、自動車関連の製造工場で夜勤勤務で働いていました。

――ケービックの求人はどのように見つけましたか?また入社を決めた理由は?

室園:求人情報は普通にインターネットで探して見つけました。
入社を決めた理由は、ホントに簡単な理由なんですが、前職が帽子をかぶっての作業だったんですが、それが嫌で嫌で……。この会社は制服に帽子が無くて、帽子をかぶる必要がないのが最高に良かったんです!もう、ただ、それだけで入社を決めました。

――え?帽子の有る無しで!?

室園:いや、冗談みたいに聞こえかもしれませんが(笑)。工場勤務の経験がある人は分かると思うんですが。髪の毛が落ちたりしないようにとか、安全面でヘルメットをかぶるということが工場によってあって、帽子の有る無しって、けっこう重要なんですよ。
勤務時間中、帽子をずっとかぶっていると、頭が暑くなって、かゆくなったり、すごく蒸れたりするんです。それがない環境というのは、すごくポイントです。もう、それだけで最高です。

――制服は会社からの支給品ですか?

室園:はい、支給されます。半袖Tシャツ、長そで、あと羽織るものも別にあります。
毎年、夏と冬に注文ができて2セットまでが会社で負担してくれています。制服であれば、どれを着ても自由で、靴は安全靴であればOKです。僕は車通勤なので通勤時もほとんどこの格好で通っています。

デカい、分からない…初めてのレーザ・パンチ複合機

タレットパンチプレスを担当する先輩社員 室園さん

――実際に入社してみて、仕事はどうですか?

室園:最初はやっぱり、自分にできるのかな?という不安がありました。でも、どんな仕事なのか、自分にもできるのかは実際にやってみないと分からないですよね。
それで入社して実際にやってみたら、先輩に教わりながら時間もかけてですけど、自分にも案外できるものだなあと思えるようになりました。

――いま担当しているのはどんな仕事ですか?

室園:僕がやっているのは、はじめの工程にあたる切断・抜きです。定尺といって1000mm×2000mm程度のサイズの材料板から図面通りに加工が必要なサイズにカットします。
材料棚から材料板を運んで、レーザ・パンチ複合機という加工機械に図面に沿った設定プログラムを入力して、金型をセットし、あとは材料板をセットしたら機械が材料を自動で加工してくれます。機械は2台あって、先輩と僕の2人でそれぞれの機械を動かしてやっています。

――入社後、すぐにいまの仕事の担当ですか?

室園:いえ。入社してすぐは、切断した部材をハンマーを使って材料板から外すんですが、その作業をやりました。それから、どんな流れでやっているのか、どんなふうに生産されているのかを見た感じですね。
入社して1週間くらいかけていろいろ教えてもらったんですが、やっぱり初めは精密板金のことは全然分からなかったです。

――レーザ・パンチ複合機は大型で迫力もあって、操作も大変そうですね。

室園:そうなんです。機械はデカいですね(笑)。いままで見た中で一番デカい機械です。
オペレーションをひと通り覚えるのに、未経験なので時間がかかりました。1か月間で教えてもらいましたが、分からないことがあったらすぐに先輩に聞いたりして、けっこう大変でした。
でも、初めは分からないことがあっても、だいたい2か月くらいで覚えられたかなと思います。

前工程はキツい仕事だけど、辞めたいとはまだ思わない

タレットパンチプレスを担当する先輩社員 室園さん

――1日の仕事の流れについて教えてください。

室園:朝8時半からラジオ体操がはじまります。僕ら前工程の担当は朝8時前には出勤して機械を立ち上げておく必要があります。
ラジオ体操が終わったら、9時前から加工に入ります。お昼休憩が12~13時、17時半までが定時勤務です。

――いつも定時で終わりますか?

室園:時期によって多いときと少ないときがありますけど残業はありますね。残業があるときは21時くらいまでです。

――朝8時半前の出社で残業が21時まであると大変じゃないですか。

室園:正直、しんどいですね。前工程は、バックヤードの材料棚から定尺を持ってきて機械にセットしないといけないので。鉄のサブロク(914mm×1829mm)、厚さ3.2tのサイズだと1人では持てない重さになります。
あと仕事量が多くなったとき、僕ら前工程の作業が遅れると、その影響が後工程に出てしまいます。後工程になればなるほど作業時間がなくなってしまって「納期が明日」と迷惑をかけてしまうので……。

――キツくて会社を辞めたいと思ったりはしませんか?

室園:入社してまだ1年半なので、辞めたいというのはないですね。残業したければ残業もさせてもらえるし、大手企業は別ですけど、日勤の工場としては給与も多いと思います。
フォークリフトの免許は会社の費用負担でとらせてもらいました。それから、最低2年くらいいると板金技能の国家資格が取れるようになると聞いているので、まずは資格を取ることを目指してます。

――土日はお休みですか?

室園:はい、いまのところ。そうです。

――休みの日は何をして過ごしますか?

室園:僕は特に趣味がないので(笑)。買い物へ行ったり、たまに友達と遊んだり、ごく普通ですね。

――仕事で疲れてしまって休日は気力が出ない感じですか!?

室園:いえ。仕事は嫌いなほうじゃなくて、残業も、仕事へ行くのも全然、憂うつにはならないんですけど。
僕、ホントに友達がいないんです(笑)。
1人暮らしをしていて、彼女はいますけど結婚はまだもう少し先かなと。1人でもう少し遊んだり、仕事で国家資格を目指したりして、やっていきたいです。

分からないことは聞かないとダメ。聞きづらくても!

タレットパンチプレスを担当する先輩社員 室園さん

――仕事の教わり方はどんな感じでしたか?

室園:入社後すぐは工程の流れや操作方法をひと通り教わりますが、あとは「分からないことがあったら聞く」という感じです。この会社では、ずっとみっちり先輩や指導してくれる人が付きっきりということはありません。
だから、分からないことがあったら先輩に聞いて覚えるようにしました。

――入社間もない頃は、先輩や上司に聞きづらくないですか……。

室園:正直、聞きづらいなぁというのはありました。先輩や上司が忙しいときもあるし、どうしたらいいのか分からないときもあります。でも「分からないことがあったら、仕事なんだから聞かないとダメ」ですよね。
忙しそうで、この人に聞きづらいなあという感じだったら、別の人に聞きます。それで何とかなります。

――けっこうコミュニケーション能力が必要ですね。

室園:そうだと思います。付きっきりで面倒を見てくれるわけではないので、分からないことがあったら、聞きづらいときでも、誰かに聞いて解決する必要があります。
僕は人と話したりするのは苦にならないほうですが、職場の人とコミュニケーションを取るのが苦手な人だと、この仕事ではなかなか難しいのかなと思います。

――どんな人がこの会社には向いていると思いますか?

室園:元気な人ですね。職場の人とコミュニケーションを取ることが苦にならない人、気にならない人なら向いていると思います。
残業があって稼げるし、帽子をかぶらなくても良いから、僕にとっては楽しいです!

※「先輩社員の声」は2019年6月の取材に基づいています。

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