糸バリ
よみがな:いとばり
用語解説
糸バリとは、プレス加工やパンチ加工の際に生じることがある、細い糸状のバリのことを言います。
一般的な切削バリと比べると細かなものではあるものの、糸バリが残ったままだと、部材同士を適切に接触させることができずに品質上の問題が生じることが多くなります。
作業者が糸バリでケガをしてしまうなどの作業の安全面でのリスクもあります。
糸バリは、ささくれ上のバリよりも比較的、除去しやすく、バリ取り治具などを使用してエアーを吹きつけて飛ばすことができます。また、ルーペなどで検査を行い、歯間ブラシなどを使って糸バリを一つ一つ手作業で除去する方法もあります。