数値制御タレットパンチプレス(資格)
よみがな:すうちせいぎょたれっとぱんちぷれす
用語解説
数値制御タレットパンチプレス(資格)とは、金属を加工する上で必要とされる技術の習得レベルを評価する国家資格「工場板金技能士」の資格のひとつです。
技能士は「職業能力開発促進法」によって国家検定制度が規定されており、厚生労働省が所管し、各都道府県職業能力開発協会または厚生労働大臣が指定する民間の試験機関が試験を実施しています。技能検定に合格すると合格証書が交付され、「技能士」を名乗ることができるようになります。
数値制御タレットパンチプレス(資格)では、工作機械の数値制御タレットパンチプレスを使った精密板金加工を行う上での技術を評価します。
検定には学科と実技があり、次の作業内容などが評価範囲です。
- 板金製品の図面の見方
- CAD/CAM(キャドキャム)の操作方法
- 金型の割り付け
- 金型の取り付け・取り外し方法
- 加工するためのプログラム運転
技能士には習得している技術レベルに応じて2級、1級、特級の3つの等級がありますが、数値制御タレットパンチプレス(資格)の特級では、工程管理・作業管理・品質管・原価管理・安全衛生管理・作業指導・設備管理についても評価範囲となります。