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セルスペーサ圧入機

よみがな:せるすぺーさあつにゅうき

用語解説

セルスペーサー圧入機とは、カシメ加工技術の一種である「セルスペーサー圧入」を行うための圧入加工専用のプレス機械のことです。

「セルスペーサー圧入」は、精密板金の部品の組み立ての際に用いられる部材同士を接合する加工方法で、接合母材となる部材に、ボルト・ナット・支柱・スペーサーなどの棒状部材を圧入することで締結します。

圧入加工専用機を使わず、プレスブレーキなどで代用することも可能ですが、圧入加工専用機と比べて安定性や精度に不具合を招くこともあります。

セルスペーサー圧入機を開発・販売している会社では、アメリカのHAEGER(へガー)社が有名です。
圧入条件をコントロールする圧力制御機能、プログラムによるワンハンドリングマテハン加工など、作業時間のロスを削減し、高い精度を維持する専用機ならではの機能を搭載しています。

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