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普通寸法許容差

よみがな:ふつうすんぽうきょようさ

用語解説

物を生産する場合、必ず形状にバラつきが発生します。そのため、どの程度までのバラつきを許容できるのかを定めて、品質管理することが必要になります。

この時、バラつきの基準値の範囲を示すのが「公差」で、基準値の範囲における最大値と最小値をそれぞれに定義するのが「許容差」です。

例えば、「100+0.5/-0.3」という寸法定義がある場合は、基準となる寸法が100mm、寸法公差が0.8mm、最大値(どこまで大きく作ったか)の寸法許容差が0.5mm、最小値(どこまで小さく作ったか)の寸法許容差が0.3mmとなります。

また、設計上、管理が重要な寸法については図面などで「許容差」が定義されますが、JIS規格で「普通寸法許容差」が定義されています。
板金加工では、せん断加工にかかわる「JIS B 0410」と、打ち抜き・曲げ・絞り加工にかかわる「JIS B 0408」などを使用します。

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