ホッパー曲げ
よみがな:ほっぱーまげ
用語解説
ホッパー曲げとは、円錐やラッパの形のように、上部を大きな直径で丸く曲げ、下部に進むに従って小さな直径で曲げる板金加工の方法を指します。
「ホッパー」とは、じょうごのような形状をしている装置のことです。上部が広くなっている入口から石灰や砕石、砂利などを入れてためておき、下部の狭くなっている口から少しずつ中身が出るようにする仕掛けになっています。
ホッパー曲げは、場所によって曲げる角度が異なり複雑な曲げ方となるため、特に高い技術が要求されるR曲げ加工のひとつです。円錐型のほかにも、角丸ホッパー、芯を斜めにずらした偏芯角丸ホッパーなどの種類があります。