パンチ・レーザー複合加工
よみがな:ぱんち・れーざーふくごうかこう
用語解説
パンチ・レーザー複合加工(レーザータレパン複合加工)とは、精密板金加工の工程のうち、パンチ加工(タレパン加工)とレーザー加工の2つの機能を備えている機械で、それぞれの長所を生かしたマシン加工をする加工方法です。
コンピューター数値制御(NC制御)で稼働し、金属の板材の切断、穴あけ、ねじ切り、成形加工など複数の工程を1台のマシンで行います。単体の機械で加工する場合と比較して、段取りの省力化、加工作業時間の短縮によるコスト圧縮が期待できるとともに、NC加工のため高精度の生産が可能です。
複合機を開発・販売している会社には、アマダ(AMADA)、トルンプ(TRUMPF)などがあります。比較的、高価な機械で広い設置スペースが必要となるため、十分な設備投資を要します。