成形加工
よみがな:せいけいかこう
用語解説
成形加工とは、材料を加圧や加熱によって変形させて加工する技術のことです。さまざまな産業分野の製品で用いられています。
製造する製品や産業によって「成形」が指す工程はさまざまで、例えば、樹脂を材料としたプラスチック成形加工、金属を材料としたプレス成形加工、タレパン成形加工(タレットパンチ成形加工)などがあります。
精密板金において成形加工は、プレス加工によって板材を変形させる工程をはじめ、材料となる金属の板材を切断・抜き加工し、曲げ加工に入る前にバリ取りやネジ切りをした状態を「成形」と言うことがあります。
また、出来上がった部品の加工全般を指して「この部品の成形加工は~」と言うこともあります。
プレス加工に限って言えば、板材を変形させる加工方法の中に、曲げ加工、絞り加工、成形加工があり、区別されるのが一般的です。