精密板金

よみがな:せいみつばんきん

用語解説

精密板金とは、金属の板を切断し、穴をあけたり、折り曲げたり、溶接して、さまざまな形状の部品にする加工技術です。自動車や建築部材、家電製品を加工する板金加工のジャンルのひとつですが、精密板金加工が板金加工と異なる点は、高い精度が求められ板金である点です。

加工する精密部品が使われているものには、例えば、金融機関や公共交通機関などの社会インフラで使われている製品、医療機器、通信機器、半導体パーツといったものがあり、高い加工精度や寸法基準が要求されます。

精密板金の材料となる金属板は板材と呼ばれています。よく使われる板材の種類には、鉄、ステンレス、アルミニウム、銅・真鍮があり、厚さ0.3mm~5mm程度の薄い板材が使われます。
板を薄くすることで出来上がりの製品を軽量化を図ったり、材料費のコスト圧縮が期待できたりしますが、一方で板材が薄くなればなるほど強度や安全性を保つことが難しくなります。

このように、精度や安全基準、コストを考慮した上で、図面通りの形状に金属を加工していく精密板金では、加工が可能なさまざまな設備、豊富な経験、技術力が必要です。

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