手溶接(アーク溶接)[資格]
よみがな:てようせつ(あーくようせつ)
用語解説
手溶接(アーク溶接)[資格]とは、一般社団法人日本溶接協会が認定する資格「溶接技能者」のうちのひとつです。
精密板金の溶接には、金属の種類や溶接箇所によってさまざまな溶接加工がありますが、溶接の技量が、製品の歪みの発生や精度、外観の仕上がりといった品質に影響を及ぼします。そのため、溶接業務に適切な技量があるかどうかや、溶接作業にかかわる安全・衛生についての関連法令についての理解も含めて認定されます。
手溶接(アーク溶接)[資格]には、溶接する対象材料と溶接方法によって次の区分があります。
資格名称 | 溶接の対象材料 | 溶接方法 |
---|---|---|
手溶接(アーク溶接) | 炭素鋼 | 被覆アーク溶接 |
TIG(ティグ)溶接 | ||
TIG(ティグ)溶接と被覆アーク溶接との組み合わせ |
検定試験は、溶接方法、溶接姿勢、試験材料、使用するガスなどを規定した、JIS(日本産業規格※2019年7月に日本工業規格から改称)、WES(日本溶接協会規格)などの検定試験規格に基づいて実施されます。