試作板金
よみがな:しさくばんきん
用語解説
試作板金とは、新製品の発売や既製品のコストダウンなどを検討するに当たって、製品を量産する前に試作品を作る精密板金加工のことです。
設計や図面に潜んでいる課題をはじめ、材料の選定、切断・抜き加工、曲げ加工、溶接、仕上げまでの各工程について、より優れた最適な部品が出来上がるように試行錯誤し、製造します。
通常、試作板金は1個からの加工に対応している精密板金会社がほとんどです。取り扱いしている板材、対応設備、保有金型の種類によって納期やコストは変わってきますが、量産前の製造のため、費用は割高になるのが一般的です。