シャットハイト
よみがな:しゃっとはいと
用語解説
プレス機には、取り付けることができる金型の高さの最大高が決まっています。この時、高さを表す言葉として「シャットハイト」と「ダイハイト」の2つがあります。
シャットハイトは、プレス機のスライド調節ねじを調節できる上限いっぱいまで上げた状態で、プレス部分のスライドを最も下(下死点)まで下げた状態で、下の金型を固定する台であるボルスタプレートの底面までの距離を指します。
ダイハイトがプレス機におけるボルスタプレートの上表面からスライドの底面までの距離を示しているため、「シャットハイト=ダイハイト+ボルスタプレードの厚み」と言い換えることができます。
最近のプレス機では、ボルスタプレートを取り外すことは少なくなってきていますが、昔は用途にあわせてボルスタプレートを使い分ける場合がありました。ボルスタプレートを交換しても金型がプレス機に固定できるよう、シャットハイトが管理されていたのです。