ナゲット

よみがな:なげっと

用語解説

精密板金加工のスポット溶接では、接合したい部材同士を重ねて電流を流し、接合部の金属を溶かすことで溶接します。接合部の中心部は熱で溶け、通電後は固まるのが特徴です。
この時、部材となる板材が溶けてできたかたまりをナゲットと言います。

JIS規格では、スポット溶接の溶接部の等級が、板厚や材料などをもとに定められています。適切な大きさのナゲットを生成するためには、部材同士を押さえる加圧力をはじめ、溶接電流、通電時間、電極先端径などの要素を細かく制御する必要があります。

ナゲットは金属内部の状態であるため、目で見るためには破壊検査が必要です。そのため、製品の溶接強度を評価する場合は、JIS規格で定められた試験片を使って「引っ張りせん断強さ」で評価します。

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