テーパー曲げ
よみがな:てーぱーまげ
用語解説
テーパー曲げは、精密板金加工の工程のうちの曲げ加工のひとつです。円錐曲げ、レジューサ曲げとも呼ばれます。
「テーパー」とは、円錐のように直径幅が先細りになっている形状全般のことを指します。例えば「テーパーねじ」と言うと、ねじの部分が先端に向かって細くなっている形のものを指します。
先細りさせるように形作ることを「テーパーをつける」「テーパーをかける」という表現をするのが一般的です。
精密板金加工の曲げ加工としては、どこも同じ丸みをつける半円筒のような形状とは異なり、部位によって丸く曲げる角度が複雑に変わっていくため、技術的に難しい加工とされています。