タッパー
よみがな:たっぱー
用語解説
タッパーとは、板材にねじ穴(雌ねじ)を作るタップ加工(ねじ切り)を行う工作機械のことをいいます。タッピングマシンとも呼ばれています。
ねじ穴(雌ねじ)をあける工具をタップといい、ねじ穴の種類によって工具を使い分けます。
板材にあけるねじ穴の種類には大きく分けて「止まり穴」と「通り穴」の2つあります。
止まり穴は、板材を貫通せずに途中でねじ穴を止めるタップ加工です。一方の通り穴は、板材を最後まで貫通した状態のねじ穴にするタップ加工です。
タッパーには、手動でタップ加工を行う手動タップ機と、コンピューターによる数値制御でタップ加工を行うNC工作機械とがあります。
加工内容や数量によってどちらで加工するのか、使い分けることが多いです。
タッパーの開発・製造をしているメーカーには、アマダ(AMADA)、ブラザー工業(brother)などがあります。