YAGレーザー加工機
よみがな:やぐれーざーかこうき
用語解説
YAGレーザー(ヤグレーザー)加工機とは、精密板金加工の工程の「レーザー加工」の一種です。
レーザーの発生にはレーザー発振器が必要で、レーザーを増幅させる媒質によってさまざまな種類のレーザーがあります。加工する材料の特性や厚さ、加工内容などによって最適なレーザーが異なります。
YAGレーザーでは、レーザーを増幅させる媒質に、イットリウム(Yttrium)、アルミニウム(Aluminium)、ガーネット(Garnet)という元素を使っていて、それぞれのアルファベットの頭文字をとって「YAG」(ヤグ)と呼んでいます。
精密板金加工で使われるYAGレーザー(ヤグレーザー)加工機には、溶接加工で活用されることがあるほか、深彫り、マーキング、カッティングなどの微細加工にも使われています。